コロナウイルス感染拡大・カリフォルニア知事の解職請求!

約7000人の生徒を抱えるCulver City統一学区のトラン教育長は、9月から始まる新学期の開始にあわせて、12歳以上の生徒を対象にワクチンの接種を義務づけるとを表明しましたねぇ。保護者らに対し、11月19日までに、コロナウイルスワクチン接種証明書を提出するよう求めているそうです。

生徒に対するワクチン接種義務化は、全米でもCulver Cityが初めてだそうです。同学区はワクチンを接種済みの人、摂取済みではない教職員と生徒全員に対して、週1回新型コロナのPCR検査を受けることも求めているそうです。

ワクチン接種をしていても、変異型ウイルスも数多く見つかっている事で、新たに感染する可能性もあることからでしょうね。

米食品医薬品局(FDA)が、ファイザーが開発したコロナウイルスワクチンについて、16歳以上を対象とする接種を正式承認しました。カリフォルニア州では、学校生徒へのコロナウイルスワクチン接種の義務化を求める動きが始まっています。また、ワクチン接種場所を指定する企業も出始めている様です。

全米最大規模の約60万人の生徒を抱えるロサンゼルス統一学区の教職員組合は8月下旬、12歳以上の生徒に対するワクチン接種の義務化などを求める提案を公表しました。米国では教職員への接種義務化が広がっていますが、生徒にまでワクチン接種の対象枠を広める事は非常に珍しいと、ロサンゼルスでは毎日各メディアはこの件に関して報道しています。

カリフォルニア州では、コロナ対策で迷走したニューサム知事への不満が高まり、9月14日には、同知事の解職請求の是非を問う住民投票があります。民主党支持層の一部も、知事解職賛成意見に傾いているとされ、現地の世論調査によると賛否は拮抗するとあります。

民主党は、後任知事に有力候補を立てておらず、リコールが成立した場合には共和党の候補者が当選する可能性が高いみたいですよ。現在40人を超える候補者の中で有力とみられているのが、なんとトランプ前米大統領の支持者としても知られる保守系ラジオ司会者のラリー・エルダー氏です。当選した場合はマスク着用やワクチン接種を義務づける州のルールを撤廃する方針を示しており、同州の新型コロナ対策が大転換する可能性があります。

でも、僕自身の個人意見としては、これだけウイルスの変異型が広まる中、マスク着用のグム化を撤退するのはすごく怖いですけどね。

でも、フロリダ州では共和党のデサンティス知事が、子どものマスク着用を決めるのは親が持つ基本的権利として、学校でのマスク着用義務化を禁じる命令を出しました。反発する一部の学区が、禁止令に背いて生徒や教師にマスク着用を義務付けるなど、かなり混乱が広がっています。

カリフォルニア州で、リコール投票が行われるのは民主党のデービス知事(当時)が解職された2003年以来の18年ぶりの事です。100人を超える候補者の中から後任として当選したのが、みなさんもご存知のハリウッドスターのシュワルツェネッガー氏(共和党)でした。

民主党の地盤であるカリフォルニア州で共和党の知事が誕生すれば、バイデン米大統領の政権運営にもかなりの打撃だと言われています。今後の動きが気になるところですが、本当に、このコロナウイルス感染拡大により、ここまで色々な事が変わってしまうのかと思うと、ウイルスと言うのは怖いですね。

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